「QUEER VOICES FROM JAPAN」が編集者からやっと届いた。
現代日本のセクシュアル・マイノリティ当事者たちが書いたものを編集・英語翻訳した本だ。
この中には
『現代思想97年5月臨時増刊号レズビアン・ゲイ・スタディーズ』に掲載した
「座談会:日本のレズビアン・ムーブメント」も
「Japan's Lesbian Movement: Looking Back On Where We Came From」というタイトルで翻訳されている。
その座談会はちょうど10年前の90年代ゲイ・ブーム真っ盛りに、青土社の屋上にあった「現代思想」の編集小屋(?)で、深夜まで延々と続けたものだ。ゲイ・ブームとともに勢いを得た比較的新しいレズビアン・コミュニティのなかでは、もっとずっと以前から綿々とアンダーグラウンドで活動してきたレズビアンの歴史は、葬り去られる寸前だった。
砂に書いた文字のように繰り返し、大事な真実が消し去られていくレズビアンの歴史。
知っていることは伝えておこうと、あの座談会を行ったのでした。